光触媒加工で布団のニオイの元や菌を分解除去します
光触媒とは?
光触媒とは、光をエネルギーとして活用して有機物を分解すると言うものです。酸化チタンを触媒として用いた技術で、太陽光や電灯の光が当たると活性酸素を発生させ、接触するアレルゲン・カビ・臭い・花粉・PM2.5・ウイルスなど有害物質の分解・除去に効果を発揮します。
光のエネルギーで布団を抗菌・防臭
太陽光はもちろん、蛍光灯やLEDの室内灯でも効果を発揮!!
お布団の生地にコーティングを施し、室内の照明の光でも光触媒作用が起こります。
ニオイの原因となる雑菌の増殖を防ぎ、お布団を衛生的にお使いいただけます。
衣服と違い頻繁に洗うことができないものだからこそ光触媒加工で清潔に
最先端の光触媒技術
ナノゾーンコート
これまでの光触媒は、太陽光などに含まれる紫外光により作用を発揮するのに対し、ナノゾーンコートは蛍光灯やLED証明など、屋内の光の弱いエネルギーでも高い効果を発揮する画期的な素材です。
触媒となる酸化チタンが施工面の素材に吸着し、光が当たると菌やウイルスだけでなく、アンモニア臭やガス、ホルムアルデヒドまで分解除去します。また、ナノゾーンコートは新型コロナウィルスを分解不活化するという試験結果を有しています。
散布した瞬間だけ抗菌する一般的な除菌スプレーと違い、光照射の度に効果を発揮し続けます。
光触媒反応を発揮する照明
日光・白色蛍光ランプ・LED昼白色・LED電球色・白熱電球・赤外線電球・ブラックライトとなります。
ブラックライトや殺菌灯の紫外照射など人の目から見て暗い光でも十分に光触媒反応を起こします。
光触媒の仕組み
ナノゾーンコート面(酸化チタンの超微粒子)に光が当たると活性酸素を発生させ、接触する有機物を水と二酸化炭素へ分解します。
ナノゾーンコートが、太陽光や蛍光灯、LEDなどの光を吸収して強い光触媒作用を発揮します。
太陽光や部屋の照明の光が当たることによって、空気中の水分と酸素と反応して活性酸素を発生させ、表面上に接触する有機物(ウイルス・微生物・VOCガスなど)を酸化分解あるいは分解減少させます。有機物が酸化分解されると、水と二酸化炭素となり無害化します。
※VOCガスとは、ホルムアルデヒド、ベンゼン、トルエン、メタンなどの揮発性有機化合物のことです。接着剤や防腐剤、塗料の成分として含まれることもあり、その濃度によっては人体に悪影響を及ぼします。屋内の空気中から検出されることがあります。
様々な有害物質に効果を発揮
花粉・PM2.5・ホルムアルデヒド・ノロウイルス・インフルエンザウイルス・カビ・バクテリアの分解・不活化に有効に働きます。
酸化チタンは人体に無害です
酸化チタンは、アメリカ食品医薬品局(米国FDA)でも安全性と有効性が認められている人体に無害な成分です。
経口毒性も皮膚刺激成分もなく、人体にも環境にも優しく安心です。日本でも化粧品や歯磨きなどに使われています。
国内外の様々な分野で活躍
当店では布団クリーニングのオプションとして施工を行っている「ナノゾーンコート」ですが、飲食店、医療機関、一部上場企業、自動車ディーラー、ホテルなど国内1,000箇所以上、様々な分野での施工事例があります。海外ではポルシェ・BMWディーラーがシートなど車内のコーティングに採用しています。
ナノゾーンコートの特長
ナノゾーンコートは 超微粒子自己結合型酸化チタンが分散している水溶液です。
幅広い分野で使用され非常に高度な製品になっています。
- 水溶液中の超微粒子酸化チタンのサイズは、2~3nmという世界最小の超微粒子です。
※1nm(ナノメートル)=10億分の1メートル
- このような2ナノのサイズの世界では、物質の性質はニュートン力学的法則には寄らず、量子力学的法則に左右されることになります。
- 水溶液中の超微粒子酸化チタンは、分子間力によって、あらゆる物質の表面に粒子自身の量子物理的力によって付着・結合します。 施工後、水が蒸発してしまうと、酸化チタン粒子自体が、あらゆる表面に長期間にわたり強い結合を行います。
- 水溶液中の超微粒子酸化チタンは、高ポテンシャルエネルギーを持っているので、粒子は水中で高速運動し、光エネルギーを吸収する機会が大きいため、極めて高い光触媒活性力を発揮します。
- 水溶液中の超微粒子酸化チタンは毒性はなく安全です。
- ウオーターベースの溶液であり、バインダーを使用していません。
- 200~750nmの広い光エネルギーを吸収して、触媒作用を発揮します。
- 過去半世紀以上、酸化チタン光触媒製品の大きな課題であった、酸化チタンの活性表面を覆ってしまうフィルムを形成する、バインダー(接着剤)を使うという矛盾を解決し、光触媒効果を理論通りに発現させる環境を、ナノゾーンコートの超微細粒子化技術によって実現しました。
光触媒作用の効果測定
布団に付着している菌の検査方法
光触媒加工の有無による菌の増殖量の違いについて
光触媒作用によって菌の増殖を抑え減少させることができるのか、当店のスタッフ私物の布団2枚を持ち込みテストを行ってみました。
布団生地表面の汚染度を数値化
高感度に汚れを検出し数値化するATPふき取り検査(A3法)を行います。
生き物を含む多くの有機物に含まれるATP(アデノシン三リン酸)を汚れの指標とした検査方法です。
キッコーマンバイケミファ株式会社様のルミテスター Smartという装置を用いることで、汚染度を数値化します。誰が行っても同様な判断をすることができ、客観的な衛生管理を行うことができます。
【ATPふき取り検査(A3法)とは】
https://biochemifa.kikkoman.co.jp//kit/atp/method/about/
※ウイルスはATPを含まないため、ATPふき取り検査ではウイルスを検出できません。
検査工程
洗浄前
1.洗浄前:
当店スタッフ本人とそのご家族が日常使用している布団で、定期的にクリーニングも行っているものです。
洗浄前の数値を計測すると、布団1と布団2で数値に大きく差があります。目で見ただけでは汚れもなくキレイに見えますが、数値化され菌などの有機物の付着があることが分かります。
洗浄後
2.洗浄:
2枚の敷き布団の洗浄と乾燥を行いました。
3.ATPふき取り検査:
再度ルミテスターで数値を計測すると、洗浄前は大きく差があった両布団とも同レベルの3桁の数値となりました。
※病院の手術室だと数値が大体200~300と言われています。
光触媒加工
4.光触媒加工:
布団2のみ光触媒コーティングを施工しました。
5.有機物の付着:
両布団のテスト箇所へ手のひらを当てて、汗や皮脂を布団生地へ付着させます。
可視光を当てた後再計測
6.光触媒反応:
両布団を室内の照明の光が当たる場所で1時間放置しました。
7.ATPふき取り検査:
1時間後、数値を計測した結果大きく差が生じました。
結果
布団1(光触媒加工なし):ATPふき取り検査計測値 1831
布団2(光触媒加工あり):ATPふき取り検査計測値 254
光触媒なしの布団は数値が上がり、時間経過とともに菌が増殖したことを表します。
光触媒ありの布団は数値が下がり、時間経過とともに菌が減少したことを表します。
計測値の変化
ATP |
布団1 |
布団2(光触媒) |
洗浄前 |
8301 |
20674 |
洗浄後 |
409 |
583 |
再検査 |
1831 |
254 |
清潔で安全な睡眠環境のために
布団が干せない環境の方にもおすすめです
マンション等の居住ルールによっては、落下事故防止や景観の問題からバルコニーで布団を干すことが禁止されている場合も多いかと思います。
ナノゾーンコートで光触媒コーティングをした布団なら、太陽光はもちろんのこと、室内の照明の光でも効果を発揮してくれますので、日光消毒ができなくても清潔さを保ちます。お部屋の風通しを良くして可視光の当たる場所で部屋干しをすることでもメンテナスになります。
効果の維持には定期的なコーティングを
ナノゾーンコートは、超微粒子の酸化チタンが施工面に分子結合するので、コーティングだけが剥がれ落ちることはありません。しかし、布団を使用している間、施工面の布団生地と布団カバーや、肌との摩擦で生地繊維が摩耗する可能性が高いので、1年~2年ごとにご依頼いただくとより安心です。
布団1枚につき2,200円(税込)でコーティング加工いたします
布団クリーニングご注文の際に、オプションより光触媒抗菌コーティングの枚数をお選びください。
布団2枚ご注文の内1枚だけコーティングも可能です。
キラキラウォッシュの運営会社「株式会社きらら」は、ナノゾーンコートの施工代理店契約を結んでいます。